日吉神社の社守猫フーちゃん、改め”文月”です。
今日は、向能代稲荷神社のお話です。
こんな話を覚えていますか?
平成23年の10月、日吉神社長床で”のしろ盛り上げ隊 やらねすか☆48”による”御神幸祭絵図を読み解くという勉強会が行なわれたこと。
今日はその歴史探訪第五弾として、向能代の歴史探訪が行なわれました。
稲荷神社の絵馬も拝観します。
参加者全員で、稲荷神社恵比寿神社を参拝した後、文化財保護協会能代支部の小林さんと布施さんの案内で向能代の史跡めぐりが始まりました。
この坂道は以前はこういう石畳の坂だったそうです。
人の家のお庭を通らせてもらって、米代川を見降ろす高台に出ました。
そこには風情のある一本の松が、まるで何かの目印のように立っていました。
ここは”上野遺跡”の主郭。
幻の鹿の城とも呼ばれ、周囲には幾重にも濠が巡らされた跡があるそうです。
この一本松は、米代川を上り下りする船の目印にもされたそうです。
ここから眺める景色はすばらしいものでした。
五能線の鉄橋が見えます。
反対には、二本の橋が見えます。
丁度、五能線が走ってくるところでした。
昨日から五能線には縁があるようです。
いつもの見ている風景を対岸から見るのって、とても感動的です!
そして、神社の杜を見つけました。
このこんもりとした木立が日吉神社の境内です。
ここから更に色々な小路を抜けて・・
東雲精錬所跡地やトドメキ沢の堰堤などを見ながら歩き・・・
おそらく桜の季節には、五能線の写真を撮るには絶景ポイントとなるであろう、こんな場所を発見し・・
徳昌禅寺に着きました。
徳昌前寺は、数年前迄は稲荷神社に隣接してありましたが、今はこの地に移っています。
文化財保護協会の小林さんに依ると、かつては先程訪れた一本松の処にあったのでは・・・というお話でした。
(途中から、ついつい初めての風景に興奮して、小林さんの説明を聞かず歩いてしまいました。
頂いた資料をこれからじっくり読んで、勉強致します。
もし、このブログに間違いがありましたら、ご指摘願います)
途中で合ったワンちゃん。
2時間ほどかけての、本当に楽しい街あるきでした。
歴史を知るのって、楽しいことです。
こうして郷土の歴史を学ぶことが故郷を愛する心を育んでくれるのだと思います。
稲荷神社では総代さんが、迎えてくれました。
さあ、これから愈々絵馬と古地図、絵巻物を見学します。
このお話はまた後日、お届け致しますね。