日吉神社の社守猫”フーちゃん”です。
夜の間に静かに静かに雪が降りました。
朝日が眩しい清々しい朝です。
歩くと雪がサクサクと音をたてました。
フーちゃんは、社務所の注連縄を見に行きました。
あら、今日は扉が開いているわね。
神社の注連縄は・・・
氏子さんの中川原農事組合の皆さんによって奉納されています。
とても立派な注連縄です。
フーちゃんは、宮司さんにお話しを聞いてきました。
古事記という昔むかしのお話です。
『昔むかし、アマテラスオオミカミ様は、弟君のスサノオノミコトが余りに乱暴を働くことに怒って、”天の岩屋戸”へお隠れになってしまいます。
すると、あたりは闇に包まれ、様々な悪いことが起こります。
神様たちは、どうしたら再び出て来て頂けるかを相談し、様々な手立てを用いて、最後に力持ちの神様がその手を取って、アマテラスオオミカミ様を、岩屋戸から引き出します。
すると、闇が去り、明るい光が満ち溢れました。
そして、もう二度とお隠れにならないように、"尻くめ縄”を張り巡らしました。これが注連縄の起源と言われています。
注連縄を張ることで、そこが清浄な場所であることを示します。
神殿や鳥居、ご神木、また地鎮祭などの祭場では、四隅に竹を立てて注連縄を張り、神域であることを示します。
それから注連縄は左綯であることが特徴です。』
はい、フーちゃんにも良く分かりました。
今日はアマテラスオオミカミ様のお日様の光溢れる中でお話を聞いたから・・・
眠くならずに最後までちゃんと聞くことができました。