久しぶりに穏やかな朝となりました。
ハッピーマンデーとやらで祝日が変わってしまって、何だかしっくり来ませんが・・・
今日は「成人の日」
青空に日の丸の国旗が映えます。
さて、7日の爆弾低気圧で傷ついてしまったケヤキの古木。
とりあえず、危険な処を撤去します。
午前8時 安全祈願祭を行って、作業開始。
寒さにも慣れてしまって、この頃はマイナス3℃くらいでも、”暖かい”と感じます。
幸い、今日は風もなく天候に恵まれ作業は順調に進んで行きます。
夕方には、こんな姿に・・・
大きな傷口に胸が痛くなりました。
大嵐を一身に受けて、犠牲になってくれたのですね。
「お疲れ様です」と声を掛けます。
造園業者さんに依ると、「中はほとんど空洞だし、バランスも悪いし・・残すのは難しいかもね」
この姿を見ると・・確かに・・・難しいかも・・
思えば、2018年9月、日本列島を駆け巡った台風の10日後に、突然と倒れた大きな枝。
複雑骨折のような痛々しい姿でした。
命のあるものには限りがあります。
滅びていくものにこれまでの恵みに心から感謝をして、新しい命を育てることも必要なのかもしれません。
夕方、米代川へ行ってみました。
凍結した米代川。
わずかな水辺に白鳥や雁が集っていました。
優雅に見えるけれど、白鳥だってこの寒さを乗り切ろうと、きっと必死で生きているのですよね。
令和3年は日本列島を猛烈な寒気が襲い、秋田県はじめ各地に大きな被害をもたらしています。
昨日は新潟県、富山県、福井県などで豪雪に見舞われました。
自動車道では1,000台以上の車が長時間に亘って立ち往生。
雪下ろしなど除雪での事故も相次いでいます。
もともと高齢者が多い地域。命の危険が迫っています。
一日も早く安全が確保されますように・・・
どんなに科学が進歩して、月まで行けるようになったとしても、ヒトの力には限りがあります。
ヒトはちっとも偉くなんか、ない。
ヒトはもっと謙虚にならなくてはいけないと、自然災害に出逢うたびに思い知らされます。