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秋田県 能代鎮守 日吉神社

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久しぶりに青空が広がりました

最高気温がマイナスの真冬日が暫く続くと、気温0℃は「暖かい」と感じます。
雨が降り気温が6℃まで上がり、一気に雪解けが進みました。

久しぶりに、海岸線を北上します。
鈍色の空が、だんだんと青色を帯びて来ました。
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そして、1月23日
美しい夜明けです。
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久しぶりの青空に、スズメたちもほっこり。
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ここ数日は、毎日のように境内をキジ・ファミリーが歩き回っています。
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ヒヨドリもやって来ました。
スズメに交じって、餌を啄みます。
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さて、年に二回発行の「山王たより」が完成です。
山王講中の皆様へお届け致します。
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# by noshirohiyoshi130 | 2021-01-23 19:46 | 文月の社務日誌 | Comments(0)

暴風で傷ついたケヤキの樹の話(続き)

風は冷たいけれど、青空が広がりました。
暴風で傷ついたケヤキの古木は、何事もなかったかのように、逞しい枝を大空高く伸ばしています。
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魁新聞と地元の北羽新聞にのニュースになったこともあって、ひと目見ようと足を運ぶ方も多くいらっしゃいます。

そんな中には、造園関係の方も・・・
「この樹は生きようとしていますよ。ちょっと手助けしてあげれば大丈夫だと思います。」と、樹木医に相談することを勧めてくれました。
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また、昨年秋トチ餅作りに挑戦してくれた若者は、「折れたケヤキの枝の【これから】を考えたい」と、申し出てくれました。
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若い女性もやって来ました。
「一枝いただいても良いですか?」
「神社の大切の樹だから、何か形に残しておきたいと思って。コースターでも作ってみます」と小さいけれどかなり重たい枝をしっかりと胸に抱えて帰って行きました。

この樹を生かすことも、折れてしまった枝を生かしてあげることも夢ではなくなったようです。
令和3年の春、この樹が再びみどりの衣を纏っていられますように・・・
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# by noshirohiyoshi130 | 2021-01-14 20:27 | 文月の社務日誌 | Comments(0)

山の神様も珍しく好天に恵まれました

能代では昔から1月12日に「山神祭」が行われます。

本来は12月12日が、山の神様の日なのですが、その昔能代の町が材木で栄えていた頃、12月は超多忙で「山神祭」を行えず、それ以来ずっと1月12日に行ってきました。
20年前には、あちらこちらの材木会社で神事が行われ、併せて新年会も行われそれは賑やかなものでした。

「山神祭の日は、荒れる」が定説ですが・・・
今日は抜けるような青空が広がりました。

海沿いの木材会社からの帰り道。
凍結した米代川、河口でお昼寝中の白鳥、紺碧の日本海・・・
袴に長靴で撮影です(笑)
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こちら、米代川版”ドラゴンアイ”に見えなくも・・ない?
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気温もあがり、何日ぶりでしょうか、真冬日を脱出。
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三密を避けての分散参拝は今日も続き、お天気に誘われ、今日も多くの参拝客の姿が見られました。
地元新聞でケヤキの被害を知って訪れる人も多かったようです。
皆に愛されて来たケヤキの古木。
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皆さんのお知恵を借りて、今後の方針を考えて行きたいと思っています。

# by noshirohiyoshi130 | 2021-01-12 19:45 | 文月の社務日誌 | Comments(0)

倒れたケヤキの応急処置が行われました

久しぶりに穏やかな朝となりました。
ハッピーマンデーとやらで祝日が変わってしまって、何だかしっくり来ませんが・・・
今日は「成人の日」
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青空に日の丸の国旗が映えます。

さて、7日の爆弾低気圧で傷ついてしまったケヤキの古木。
とりあえず、危険な処を撤去します。

午前8時 安全祈願祭を行って、作業開始。
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寒さにも慣れてしまって、この頃はマイナス3℃くらいでも、”暖かい”と感じます。
幸い、今日は風もなく天候に恵まれ作業は順調に進んで行きます。

夕方には、こんな姿に・・・
大きな傷口に胸が痛くなりました。
大嵐を一身に受けて、犠牲になってくれたのですね。
「お疲れ様です」と声を掛けます。
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造園業者さんに依ると、「中はほとんど空洞だし、バランスも悪いし・・残すのは難しいかもね」
この姿を見ると・・確かに・・・難しいかも・・
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思えば、2018年9月、日本列島を駆け巡った台風の10日後に、突然と倒れた大きな枝。
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複雑骨折のような痛々しい姿でした。
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命のあるものには限りがあります。
滅びていくものにこれまでの恵みに心から感謝をして、新しい命を育てることも必要なのかもしれません。

夕方、米代川へ行ってみました。
凍結した米代川。
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わずかな水辺に白鳥や雁が集っていました。
優雅に見えるけれど、白鳥だってこの寒さを乗り切ろうと、きっと必死で生きているのですよね。
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令和3年は日本列島を猛烈な寒気が襲い、秋田県はじめ各地に大きな被害をもたらしています。
昨日は新潟県、富山県、福井県などで豪雪に見舞われました。
自動車道では1,000台以上の車が長時間に亘って立ち往生。
雪下ろしなど除雪での事故も相次いでいます。
もともと高齢者が多い地域。命の危険が迫っています。
一日も早く安全が確保されますように・・・

どんなに科学が進歩して、月まで行けるようになったとしても、ヒトの力には限りがあります。
ヒトはちっとも偉くなんか、ない。
ヒトはもっと謙虚にならなくてはいけないと、自然災害に出逢うたびに思い知らされます。




# by noshirohiyoshi130 | 2021-01-11 20:36 | 文月の社務日誌 | Comments(0)

風速35.3メートルにケヤキの古木は勝てませんでした

令和3年1月8日 早朝。
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樹齢350年のケヤキは、昨夜の暴風に耐えられなかったようです。

1月7日の朝は実に美しい朝でした。
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木立の間から朝陽が昇ってきます。
新雪がきらきらと輝いていました。
狛犬さんも久しぶりの青空をのんびりと眺めているようです。
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ところが・・・
午後から天気が急変します。
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そして天気予報どおり、夕方から暴風雪がやって来ました。

能代市の最大瞬間風速は35.3メートル、隣の八峰町では42.4メートルを記録。
SNSの情報で、あちこちに停電が広がって行くのが分かります。
竜巻のような突風に家が揺れます。
吹き付ける雪で窓ガラスも真っ白、外は全く見ることが出来ません。

そして一夜明けた1月8日。
不安な気持ちで、境内を見回ると・・・
長床横のケヤキの大樹、根本近くの大きな枝が折れてポッカリと大きな空洞がのぞいています。
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幸いなことに長床の屋根を破るわけでもなく、大黒様の祠や石長姫様を壊すわけでもなく・・・
誰にも迷惑をかけず、倒れてくれていました。

社殿に目を移すと、あれ?何か変・・・
風除室の下の部分が10センチほど、中へ押し込められています。
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強風に押し付けられたのでしょう。
すぐに大工さんが見に来てくれましたが、危険はないとのことで一安心。
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更にお正月の間かけている大幕。
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あれ?こちらもなんか変・・・
片方がはずれ、その紐がすぐそばのオンコの木に結び付けられていました。
これは、昨夜か早朝にお参りした方が、放っておくと危ないので結んでくれたものと思います。
お蔭様で、大幕が飛んでいかずにすみました。
有難うございました。この場を借りて御礼を申し上げます。

そんなこんなで、雪は止んだもののマイナス気温の強風の中、風除室の隙間から吹き込んだ雪を掃除したり、バタバタとしているうちに、
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除雪隊が到着
参道も大枝小枝が散乱していたのですが・・
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近所の人も駆け付けてくれて・・・
あっという間に、綺麗になりました。
これで11時からの団体のご祈祷をお迎え出来ます。
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今年の冬は、秋田県でも横手や湯沢では記録的な大雪に見舞われ、残念なことに多くの方の命が奪われています。
全国的にも北陸や長野、新潟などでも風雪や低温による被害が後を絶ちません。
そして、新型コロナウイルスの感染も留まることを知らず、ついに7日には東京、埼玉、千葉、神奈川に二度目の緊急事態宣言が発令されました。

今年の干支の”辛丑”
”辛”には「新し」の意味があり、草木が枯れて新しくなろうとする状態を表すと言いますが、「辛抱」の”辛”でもあります。
もう暫く、辛抱の日が続くのでしょうが・・・「明けない夜はない」
希望を持って、みんなで力を併せ心を併せて、この困難を乗り切って行きたいものです。
春は、必ず巡ってきます!
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# by noshirohiyoshi130 | 2021-01-08 21:13 | 文月の社務日誌 | Comments(0)