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秋田県 能代鎮守 日吉神社

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蘇るものたち・・・

北国にも漸く春の女神 佐保姫様がほほえみ始めたようです。
境内の野草園でも福寿草が開花です。
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そんなある日、一人の若者が境内のケヤキの幹で作った素敵なボールを持って訪ねて来てくれました。
1月7日の嵐で大幹を削がれ・・・
こんなに痛々しかったケヤキの古木ですが・・・
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この削がれた幹から、新しい命が生まれました。
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ケヤキの木目の美しいこと!
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4月に入ると、樹木医さんに依る傷口の手当が始まります。
繋がれていく命。
繋いで行こうとしてくれる多くの人々がいる・・・
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今夜も鎮守の杜では、フクロウの声が絶え間なく聞こえてきます。
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さて、里山にも春の訪れです。
能代市の隣町、八峰町の里山ではカタクリやキクザキイチゲの可憐な花が咲き始めました。
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3月21日 首都圏一都三県に出されていた「緊急事態宣言」は解除されました。
しかし、感染者は増加傾向。
東北地方でも宮城県の感染が爆発的に拡大しています。
どうか、再び大きな拡大の波になりませんように・・


# by noshirohiyoshi130 | 2021-03-26 20:39 | 文月の社務日誌 | Comments(0)

スズメよ、スズメ。桜の蕾は順調に育っていますか?

朝から麗らかな日差しがいっぱいに降り注ぎます。

日本列島のあちらこちらからソメイヨシノの開花の便りが届き、北国でも福寿草やカタクリの花の開花が告げられて、そろそろ桜の開花も気になり始めます。

スズメよ、スズメ。
今年の桜は綺麗に咲きそうですか?
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スズメ、観察して答えて曰く。
「まだまだツボミは固いけどね。でも、ちゃんと花芽をつけているよ。ウソもちょっと来たけどね。僕らが追い払ってあげたよ」
今年は、全国的に開花が早まっているようです。

境内の片隅で漸く咲き始めたキクザキイチゲ
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フキノトウ
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そしてご近所で見つけた福寿草。
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明日は春分の日。春季皇霊祭です。
お花を手向け、ご先祖様の御霊を慰め、日々の安寧を祈りましょう。

新型コロナウイルスは未だ鎮静の目途がつかないまま、首都圏では3月21日で緊急事態宣言が解除されようとしています。
秋田県でも3月16日に39日ぶりに感染者が確認され以来、徐々に感染が広がっているようです。
まずは、ご先祖様にコロナウイルスの鎮静とみんなの健康をお祈りすることに致しましょう。



# by noshirohiyoshi130 | 2021-03-19 19:29 | 文月の社務日誌 | Comments(0)

境内では春への躍動が始まっています

3月も半ばとなり、気温も随分と上がって来ました。
3月11日 東日本大震災が起こった日、神社に桜の一枝がお供えされていました。
その時はまだ固い蕾だった桜の花も、春の陽ざしを浴びて少しずつ膨らんで来ています。
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境内の片隅では、春への躍動が始まっています。
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境内のお手入れもしなくてはならないのだけど・・・
今日は、所用があって鹿角市まで出かけたので、好天に誘われ早春の十和田湖まで足を延ばしました。
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紫明亭の展望台はまだ雪に覆われていましたが、長靴を履いていれば大丈夫。(時々ズボッと埋まりそうでしたが・・)
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湖面は春の青空を映し、鏡のように鎮まっていました。
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少し赤みを帯びた樹々の上枝から、鳥たちの囀りが楽し気に声が聞こえて来ます。
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湖に下りると、キンクロハジロのペアが気持ち良さそうに泳いでいました。
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早いもので明後日は彼岸入り。
心を込めてご先祖様をお迎えし、コロナウイルスの終焉を祈ることに致しましょう。

# by noshirohiyoshi130 | 2021-03-15 20:11 | 文月の社務日誌 | Comments(0)

令和3年 中の申祭「嫁見まつり」について

天文2年(1533年)四月中の申の日に、神様を奉安したことを寿ぐ日吉神社の例祭「中の申祭」
宵祭りの神賑行事「嫁見まつり」
令和3年は新型コロナウイルス感染防止の為、参加者を能代山本在住の方に限り募集しています。
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昨年は新型コロナウイルス感染防止の為、「嫁見まつり」を行うことが出来ず、例祭の神事のみを斎行しました。
令和3年は、キッズ行列や屋台などは取りやめとなりましたが、参加者を能代山本地域在住の方に限って募集し、行うことと致します。

首都圏では緊急事態宣言も解除されないまま、卒入学、お花見の季節を迎えようとしています。
ワクチン接種も始まりましたが、変異型が各地でじわじわと流行の拡大をみせており予断の許さない状況です。

今年はこんな景色が見られますように・・・
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# by noshirohiyoshi130 | 2021-03-12 20:20 | 文月の社務日誌 | Comments(0)

里山に春が来た

能代市の隣町 八峰町の御所の台 
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眼下に日本海を見晴らす、小高い丘があります。
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丘と言っても標高は350メートルを超え、山頂まではゆっくり歩いて50分ほど。
今、マンサクの花がシーズンを迎えています。
春一番に「まんず、咲く」ことから「マンサク」と言われるこの花は里山に春を告げます。

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麓のふれあいパークは桜の名所としても知られます。
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桜の開花の前には、林の木立で「春の妖精(spring ephemeral)」と呼ばれるカタクリやエゾエンゴサクなどの野草がひっそり息づくお気に入りの場所。
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自然の営み、季節はヒトの社会と関係なく、当たり前の様に巡って来ます。
ヒトもその自然の営みの中に、もう少し従順に謙虚に身を任せた方が良いのかも知れません。


# by noshirohiyoshi130 | 2021-03-09 20:13 | 文月の社務日誌 | Comments(0)