子供の健やかな成長を感謝し、末永いご加護と家内安全を産土神様にお願いする七五三詣。
11月15日が七五三の日と言われていましたが、近年は10月のお参りが多くなりました。
幸い天気予報は外れて、時々晴れ間が広がる暖かな日曜日。
境内の公孫樹の葉も日毎に黄葉を深めて行きます。
そして今日は、大安吉日。
朝から七五三詣が続きました。
日吉神社では、新型コロナウイルス以降、ご祈祷はすべて予約制で行っています。
お参りに来た若いお母さんが
「えー?私たちだけなんですか?私が七五三で来た時は、一度にいっぱいいましたよね」
そうそう、わずか数年前まではそんな感じでした。
そして、ほとんどが10月末から11月15日に集中し、お父さんお母さんにおじいちゃんやおばあちゃんも加わり、それは賑やかだったものです。
コロナ以降ここ数年は、8月から始まり12月末まで、七五三のお参りが続きます。
七五三は平安時代のお公家さんの人生儀礼、「髪置」「袴着」「帯解」が元とされ、江戸時代の徳川綱吉将軍のご子息 徳松公が11月15日に髪置の人生儀礼を行ったことが由来と言われます。
また、旧暦の15日は満月となります。
収穫を終えて最初の満月の日を佳き日として、晴れ着を着て家族そろって産土の神様にお参りをしたのでしょう。
そして、今宵は満月。
天空に美しいお月様がぽっかりと浮かんでいます。明るい木星を従えて・・誇らしげに見えますね。
令和5年の七五三詣は・・
三歳 令和3年生まれの男の子と女の子
五歳 平成31年・令和元年生まれの男の子
七歳 平成29年生まれの女の子
となります。数え年など分からないことがありましたら、お気軽にご相談ください。
日吉神社社務所 ☎0185-54-1443
日吉神社では、お守りやお神札の他に、金メダル(笑)破魔矢、もちろん千歳飴を差し上げています。
一緒に来る兄弟姉妹にもお土産がありますから、楽しみにいらしてくださいね。