秋田県 能代鎮守 日吉神社

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お猿のお雛様

境内では鳥の囀りが賑やかになり、空を渡る白鳥の姿も頻繁に見られるようになりました。
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三寒四温という言葉の通り、ここのところ季節は春と冬を行きつ戻りつ・・
2月19日 二十四節気の”雨水”には、雪が雨に変わり、雪がすっかり消えた!と喜んで・・
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スズメさんたちも大喜び・・・だったのですが。

2月も間もなく終わろうとする、2月26日には「この冬一番?」と思うほど、朝起きたら15センチも雪が積もっていました。
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でも、きっと春はすぐそこまで来ています。

お雛様も飾られました。
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こちらは、今年の干支に因んだお猿のお雛様。
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さあ、ウソが桜の花芽を食べませんように。
今年は綺麗な桜が見られますように・・・
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狛犬さんも見張っていて下さいね。
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by noshirohiyoshi130 | 2016-02-27 20:16 | 文月の社務日誌 | Comments(0)

明治時代の紀行家 蓑虫山人 その①

天保7年(1836年)美濃国に生まれた”土岐源吾”という人。
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幼少の頃より”蓑虫”と号し、山間に入り人々はこの人を”仙人”と称しました。
40数年に亘り全国隈なく旅をした天衣無縫な自由人、蓑虫山人は晩年の多くを東北地方で過ごし、沢山の絵を残しています。

特に秋田県では、扇田村の麓家、小池村の千田家、大久保の高橋家、そして能代の坂本家(日吉神社宮司宅)に度々滞在したと言われます。
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昭和54年に限定発行された「蓑虫山人全国周遊絵日記 秋田編」には、およそ180枚の絵が残されています。

冒頭にあるのは、
「蓑虫山人自画像 自適悠々の図」(比内町扇田 徳栄寺所蔵)
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これが麓米南が記した「蓑虫山人笈之図」の文面。
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還暦を迎えた山人はこの自画像と笈を残して、扇田から帰郷の途につきました。
明治29年1月のことです。
これが山人の愛用の「蓑虫山人の笈と笠」
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さて、42歳で東北地方を訪れたという山人。
愈々、能代にやってきたようです。
まずは、「能代港風景」
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「能代港七夕の図」
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拡大する、こんな感じ・・・
現代の七夕とは、随分感じが違いますね。
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「能代港山本倶楽部」今の、金勇ですね。
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そして・・・
「能代港坂本左源太方滞在の図」
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坂本左源太は、現在の日吉神社宮司から遡ること四代前の宮司。
戊辰戦争では、神職やマタギを率いて騎兵隊を組織し、神出鬼没の戦を挑んだという人物。
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今日はさらっと雪が降りました。
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江戸時代から、ここにある狛犬は蓑虫山人と左源太が語り合うのを見つめていたのでしょうね。
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そして、この栃の木も・・・
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そんなことを考えると、なんだかとても不思議な気持ちになります。

蓑虫山人の絵は更に「君待坂」「七倉天神社」「阿仁川上る図」などと続きます。
この続きはまた、今度!
私ももうちょっと詳しく蓑虫山人について勉強してみます!
by noshirohiyoshi130 | 2016-02-16 21:15 | 文月の社務日誌 | Comments(2)

郷土の歴史と文化に親しんだいちにちでした

暖かい雨の朝、雪解けが進みます。
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雪が溶けた地面からは、早くも緑色の苔が生えてきていました。
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昨日は、第17回のしろまち灯りが開催されました。
生憎の小雨模様でしたが、街のあちらこちらで手造りロウソクの優しいあかりが灯され、地元の特産品や美味しいご馳走が販売され、多くの人々で賑わいをみせていました。

そんな「まち灯り」の会場のひとつ「金勇」では「富根報徳番楽」が開催されました。
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寛政5年に、現在の合川町から筏流しの人々に依って、米代川の宿場町である飛根に伝わったと言われ、秋田県無形民俗文化財に指定されている番楽です。
武士舞、女舞、式舞、狂言としての根っこ切りなど、多数の舞いがあるそうです。

今日は、「鳥舞」「千歳舞」「機織舞」根っ子切り「橋架け」「恵比寿舞」「鈴木舞」が、披露されました。
動きが早いので、なかなか良い写真は撮れませんでしたが・・郷土芸能を堪能して来ました。
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私たちの郷土には、素晴らしい文化、芸能があることを再確認!

金勇では、木都能代の礎を築いた井坂直幹氏の資料展も行なわれていました。
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井坂氏は、水戸藩士の家に生まれ、林産商という会社の支店長として能代に赴任。
その後、ずっと能代にとどまり木材業はもとより機械製材、電機、鉄工業などの産業を興し「木都 能代の父」と呼ばれています。
翁をご祭神として祀る御指南神社で、毎年9月1日に例祭がおこなわれています。
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もっと故郷の歴史、文化、芸能を学ばなくては・・・と、思う一日でした。 
by noshirohiyoshi130 | 2016-02-14 17:19 | 文月の社務日誌 | Comments(0)

建国記念日 青空が広がりました

今日は建国記念日。
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『辛酉(かのととり)の年春正月庚辰朔(としはるむつきかのえたつのついたちのひ)、天皇樫原宮(すめらみことかしはらのみや)に即帝位(あまつひつぎしろしめす)』という、日本書記の記述から、明治のはじめに「紀元節」として制定されました。
その後、昭和42年に「建国記念日」として、国民の祝日となっています。
午後からは、清々しい青空が広がりました。
日本の国旗 日の丸には、こんな青空が良く似合います。
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立春を過ぎると、境内では俄かに鳥たちの囀りが賑やかになります。

二十四節気の「立春」の次候は”うぐいす鳴く、”または”梅の花芳し”とも言われます。
沖縄からは桜の便りが聞こえて来ましたが、ここ北国では流石に梅が香り、ウグイスが囀るのはもう少し先のお話。
今はヒヨドリの群れが、咲き始めた椿の蜜を求めて賑やかです。
この子は何を咥えているのでしょうか?
まーるい椿の実かな?
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社守猫フーちゃんも、ハリー兄さんもいなくなってしまった今、安心して遊びにくるのはスズメたち。
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間もなく、シジュウカラの群れもやって来ることでしょう。

夕方、やさしい光が鳥居を照らします。
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間もなく南西の空に、三日月がきりりとした姿を現しました。
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明日は、もっと気温が上がるそうですよ。
by noshirohiyoshi130 | 2016-02-11 19:54 | 文月の社務日誌 | Comments(0)

中の申祭 「嫁見まつり」の打合せが行なわれました

日吉神社の例祭「中の申祭」は、天文二年旧暦四月中の申の日に、神様を奉安したことを寿ぐお祭り。
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宵祭では、良縁に感謝し、または良縁を祈願して花嫁衣装をまとってお参りする「嫁見まつり」行なわれます。
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平成28年の中の申祭は、5月25日・26日に斉行されます。
宵祭・嫁見まつりは5月25日です。
この「嫁見まつり」を通して、能代の街へ賑わいをもたらそうと、数年前から能代観光協会や柳町商店街、白神ねっとわーくなどの方々が、色々と協力をしてくれています。

例えば、花嫁さんへのお呈茶。
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境内では市民有志による縁日。
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恒例の盆栽展や、ガイドの会の皆さまのボランティアによる日吉神社ミニツアー。
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奉納『お猿のかごや』
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そして、柳町商店街では「花嫁道中」も行なわれます。

今日は第一回の全体会議が行なわれました。
ポスターも決まりました!
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花嫁さんの参加者、募集していますよ!
by noshirohiyoshi130 | 2016-02-08 20:15 | 文月の社務日誌 | Comments(0)

初午祭 町内の鎮火祭が行なわれました

2月6日は”初午”
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和銅4年(711年)に伏見稲荷神社に神様が降臨された日とされます。
全国津々浦々の稲荷神社では初午祭が行なわれます。

向能代の鎮守さま 稲荷神社でも、初午祭が斉行されます。
こちらの参道は”狛犬”でなく、お狐さま。
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参道を進むと・・・
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社殿の近くには又、可愛いお狐さま。
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こちらの社殿には立派な彫刻があります。
屋根を支える力士像や・・
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威勢良く河をのぼる鯉や・・
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勇壮な獅子頭など。
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初午の日には、火の用心を呼び掛ける習慣がありました。
日吉神社では、町内の鎮火祭が行なわれ”鎮火札”が各家々に授与されます。

気温は低いけれど、時々陽射しがこぼれます。
境内の雪も随分消えました。
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by noshirohiyoshi130 | 2016-02-07 19:35 | 文月の社務日誌 | Comments(0)

立春の朝 さらっと雪が降りました

立春の朝、さらっと雪が降りました。
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そして、幻想的に朝陽が昇って来ます。
空の彼方から白鳥の声が聞こえてきます。

今日は立春♪
春が来たな 春が来たよ と心が躍ります。
春の気配は、まず光に現れます。
境内は清々しい空気に溢れていました。
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椿の蕾もこんなに膨らんで・・・
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春の色と言えば・・・
桜色 山吹色 若草色 菫色 桃色 萌木色・・・そんな色が目に浮かんで来ます。
さあ!間もなく春を告げる花がひとつひとつ咲き始めますよ♪
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心配なのはウソの被害。
昨年はほとんど花芽を食べられてしまって、綺麗な桜を見ることができませんでした。
雪が少なくて、とても楽だったこの冬。
ウソの食べ物がお山に沢山ありますように・・・

こんな景色を楽しみに待ちましょう。
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by noshirohiyoshi130 | 2016-02-05 21:01 | 文月の社務日誌 | Comments(0)

厄祓祭 還暦祭が斉行されました

今日から二月。
如月 きさらぎ 美しい響きです。

秋田県ではこの日を中心に、出身中学校毎の合同厄祓祭や還暦祝いが盛んに行なわれます。
こちらは四十二歳の男性と三十三歳の女性による三校合同の厄祓祭。
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前日から祭場設営し、リハーサルが綿密に行なわれ、今日の神事に臨みます。
女性は着物姿が多いですね。
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男性の四十二歳、女性の三十三歳は「大厄」とされ、慎みの心を以って過ごす時です。
この年の頃には社会に於いても家庭に於いても、担う役割も大きく責任も重くなり、様々な困難に直面することが多くなります。
また、肉体的にも色々な変化が訪れる頃とも言われます。
お祓いを受けたからと言って油断せずに、充分に気をつけてお過ごし下さいね。

還暦は、十干十二支が生まれた干支に戻る年。
本卦かえりとも言われ、人生の節目のお目出度い年廻り。
今年は昭和31年 丙申の方が還暦を迎えます。
日吉大神様のお遣いと同じ「お猿さん」生まれの方に、より一層の神様のご加護がありますように・・
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気温は低かったけれど、時折やさしく陽射しの差し春を予感させる穏やかな一日。
神社へも沢山の方がお参りにいらっしゃいました。

そしてこの時期、毎年この春らしいお菓子を届けて下さる方がいます。
わざわざ松江からお取り寄せをして、届けて下さるのです。
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「若草」というこの和菓子は七代松江藩主のお好みのお菓子だったそうです。
春を思わせるやさしい甘さのお菓子です。
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立春ももうすぐそこ!
雀たちもなんだか楽しそうです。
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by noshirohiyoshi130 | 2016-02-01 21:15 | 文月の社務日誌 | Comments(0)