秋田県 能代鎮守 日吉神社

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カテゴリ:文月の社務日誌( 728 )

平成29年 伝統の役七夕が行われました

平成29年の役七夕は上町組を当番丁として行われました。
8月6日 7日は快晴に恵まれましたが、猛暑の二日間でもありました。
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古より七夕は、夏越の祓のために形代を流すことに始まったと言われます.
"ねふりながし”は夏の眠気を覚まし、秋の豊作を祈願する大切なお祭りでした。
もともとは子供たちの星祭の行事であったとも言われ、一晩中太鼓笛を鳴らして街を練り歩き、翌朝に川で禊をしたと言われます。

今のような城郭灯篭を抱くようになったのは、天保期から。
清助町の宮大工 宮越屋嘉六が名古屋を摸して作ったのが始まりと言われます。
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日吉神社の祭典でも関係の深い五丁組の輪番制で行われ、灯篭の数も回るコースも毎年変わります。
シャチの形も色もそれぞれ・・
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役七夕は礼節を重んじる伝統行事です。
引手や太鼓、笛や田楽の若者は威勢よくワッセワッセと動きますが・・
解散式ではお互いへの感謝、ねぎらいを忘れません。
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7日の夕方、シャチだけが台車に乗せられ、米代川へと向かいます。
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漆黒の川面に四基のシャチが浮かびます。
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笛や太鼓の音が響き渡り、提灯の明かりが揺れる中、小舟に乗った松明の灯りが近づいていきます。
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一瞬の静寂 あたりは闇に包まれ・・・点火です。
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笛の音が、哀愁を帯びた音に変わります。
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日吉大神様の御神霊をいただいた御幣束が、最後までゆらゆらと漂っていました。

これから再び元の地へ戻り、解散式が行われます。
二日間でどのくらいの距離を歩いたのでしょうか?
疲れているけれど、田楽の小学生の子供たちも、大人に負けず頑張ってついて行きます。
この子供たちが間もなく笛や太鼓を叩き、引手になり伝統を守っていってくれることでしょう。
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解散式では、お互いの協力に感謝し合い、幾度も幾度も挨拶が繰り返されていました。
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それぞれの会所に戻っても、まだ名残惜しそうに笛や太鼓が響きます。
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小学生の男の子に「来年もやる?」と、尋ねたら・・
「うん、来年もやるよ!」と、元気な声が返ってきました。
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二日間の役七夕を見守ってくれたかのように、天空には大きなお月様が浮かんでいました。
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by noshirohiyoshi130 | 2017-08-08 16:59 | 文月の社務日誌 | Comments(0)

今日は立秋

暦の上では今日は立秋・・
でも、午前10時 自宅の温度計はすでに30℃を超えています。

東京から遊びに来た甥っ子は、天空の不夜城、秋田の竿灯、三種町のサンドクラフト、五能線と温泉、地元の採れたてのトマトやキュウリ、地酒を満喫し、帰って行きました。
「人間は本来、こういう処に住むべきなんだよな・・・」という言葉を残して・・・

今日は都会子の目で、秋田の夏をご覧下さい。
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そして、私は伝統の役七夕に熱く燃えています。
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役七夕のお話はまた、後で・・・
by noshirohiyoshi130 | 2017-08-07 10:27 | 文月の社務日誌 | Comments(0)

能代の町は七夕一色に染まります

8月1日 役七夕の御幣束授与祭が行われました。
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平成29年の当番は「上町組」
8月6日、7日には「畠新若」を大丁に「上若」「畠若」「東若」が加勢に加わり、4基の七夕灯篭が街々を練り歩きます。

会所開きが行われ、様々な準備が整えられていくのだそうです。
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町のあちらこちらに、こんな灯篭が飾られています。
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猛暑が続いていますが、夕方には涼しい風が吹き始めました。
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風に乗って笛の音が聞こえてきます。
きっと本番を間近に控えて、一生懸命練習しているのでしょうね。

そして8月3日、4日は「天空の不夜城」が行われ街は県内外のお客様で、多いに賑わいました。
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by noshirohiyoshi130 | 2017-08-05 20:35 | 文月の社務日誌 | Comments(0)

大安吉日 戌の日・・安産祈願が続きました

全国的に猛暑が続いています。
日吉神社の境内は、溢れるような蝉時雨。
大樹の陰は、爽やかな風が吹きぬけて、暑さもちょっと和らぎます。
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大安吉日の戌の日は、安産祈願が続きました。
新しい命を授かったことに感謝し、元気な赤ちゃんが生まれてきますようにと祈願をします。
「戌」の日を選ぶのは「犬」が安産で、丈夫な子を産むから、だとか・・・

そんな参拝客の方から「猫ちゃんは元気ですか?」と聞かれました。
残念ながら、社守猫フーちゃんは、5年前の8月に永久の旅に旅立ってしまいました。
そこで、久しぶりに懐かしいフーちゃんの姿をお楽しみ下さい。
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仲良しだったハリー兄さんも忘れてはなりませんね。
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by noshirohiyoshi130 | 2017-08-05 19:59 | 文月の社務日誌 | Comments(0)

平成29年 御神幸祭が斎行されました

7月26日 午後4時 宵祭りが始まります。
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境内では、吹奏楽ファニークルーの奉納演奏が行われています。
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丁山はそれぞれの町内を回り、明日の祭りの行列に供奉するために、神社近くで待機します。
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7月27日 午前10時 発與祭。
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重さ1トンともいわれる重厚な神輿がいよいよ出発します。
朝くねりの担ぎ手は70名
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NHKのニュースにも祭りの様子が取り上げられました。
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神輿の後には、五丁山が続きます
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およそ2時間かけて、街々をめぐり御旅所に奉安。
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神様は元の宮地で夕方まで神遊び・・
神職・猿田彦講中はその間、神輿をお守りします。
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夕方、還御の準備が整えられていきます。
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午後5時、107名の五丁組の若衆に担がれたお神輿は無事に神社へ到着しました。
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社殿を三巡して、無事に神輿庫へ納め、漆黒の闇の中、御霊うつしが厳かに行われました。

参拝客も担ぎ手も帰った静かな境内・・・
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空には弓のような月が静かに浮かんでいました。
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by noshirohiyoshi130 | 2017-07-29 22:14 | 文月の社務日誌 | Comments(0)

平成29年 御神幸祭が始まりました

7月1日のお旅所清祓祭に始まった御神幸祭
7月24日には、神輿渡御安全祈願祭、猿田彦講中祭が行われ、今年の猿田彦、大幣他猿田彦講中世話人、彦助代が参篭の入りました。
そして、25日、いよいよ丁山の出庫です。
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今年の当番丁”大町組”と、運行町内の多い”上町組””後町組”の三基が早朝5時に、清祓祭ののち出庫していきました。。


新人の車夫さんは、先輩に教えてもらいながら、人力車のお稽古
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そうそう、こんな可愛い子供神輿も日吉神社の祭典日に、園内を巡るそうですよ。
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では、平成28年のお祭りの様子をダイジェストで。
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by noshirohiyoshi130 | 2017-07-25 07:53 | 文月の社務日誌 | Comments(0)

平成29年 お旅所清祓祭が斎行されました

7月1日 神幸祭に向けてお旅所清祓祭が行われました。
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神様は度々宮地を遷されました。
それは、米代川の氾濫や、飛砂による土地の変化、また火災などに依るものでした。
現在の宮地にお鎮まりになったのは寛文四年のことです。

7月27日 神幸祭、若衆に担がれたお神輿に乗って、神様はこのお旅所(昔の宮地)にお里帰りをなさいます。
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神様に失礼のないように・・・
今日は、総代さんを始め今年の当番町 大町組の方々が集まって、清祓の神事が行われました。

境内でもお祭りの準備が着々と整って行きます。
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今日から7月 梅雨に入り、紫陽花も漸く色づいてきたようです。
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by noshirohiyoshi130 | 2017-07-01 18:37 | 文月の社務日誌 | Comments(0)

樹々のみどりが深まってきました

6月に入って、境内の樹々もより一層みどりを濃くしていきます。
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トチの木は早くも実を結び始めました。
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そして、トチの木の赤ちゃんもすくすくと成長中。
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神幸祭まで、あと1ケ月ちょっと・・・
神社では、神幸祭の準備が急ピッチで進められています。

さて、そんな慌ただしさの中、先日から”人を神様として祀った神社”を調べて回っています。
能代市内には、木都の父と呼ばれる井坂直幹”を祀った「御指南神社」
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砂防林造成に尽力した賀藤景林を祀った「景林神社」
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有名な神社もありますが、人里離れた山の上に鎮座する竜神様や・・・
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沼の畔にひっそりとたたずむ神社など・・・
様々な信仰があることに今さらながら気付かされました。
神社を探して林の中を歩いていたら、こんな可愛い林の住人にも遭遇。
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秋田県神道教学研究会順考学会の「人を神に祀る風習とは如何にか」という研究テーマのもとの調査ですが、色々と考えることの多い調査となりました。
いずれゆっくりとご紹介できればと思っています。
by noshirohiyoshi130 | 2017-06-19 22:59 | 文月の社務日誌 | Comments(2)

八幡平の大沼を散策してきました。

中の申祭も終わり、仕事も一段落。
眩しい五月の太陽の光に誘われて、八幡平まで一走り。
秋田県と岩手県にまたがる八幡平までは、能代から車で2時間ほど。
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田植えの終わった田圃、深まりゆく山々の緑を眺めながらの楽しいドライブです。

大沼の辺、足元にはミズバショウ・エゾリュウキンカ、ショウジョウバカマ、ミツガシワ、タテヤマリンドウなどの花々。
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見上げればタムシバ、カメノキの白い花、レンゲツツジ、そして眩しいブナの新緑
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あなたはキビタキさんですか?綺麗な声で囀っていました。
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アメンボウも気持ち良さそう・・
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山頂はまだたくさんの雪が残り、岩手山、森吉山などの山々。
遥かかなたには鳥海山の雄姿も臨むことが出来ました。
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命の洗濯をして・・明日からまた仕事に頑張ります!
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by noshirohiyoshi130 | 2017-05-29 21:41 | 文月の社務日誌 | Comments(0)

平成29年 中の申祭が斎行されました

平成29年5月20日(土)21日(日)
爽やかな五月晴れの好天のもと、日吉神社の例祭 中の申祭が盛大に行われました。
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20日の宵祭りでは、良縁に感謝し末永く家族円満に過ごせますように・・・
良いご縁に恵まれますように・・と祈願して、花嫁衣装を身に纏い神社に詣でる”嫁見まつり”が行われました。
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今年は、今までの最高の22名の”花嫁さん”が参列。
地元紙にも大きく報道されました。
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宵祭りに先立って歌の集い”お猿のかごや”が開催され、美しい歌声を神様に奉納してくれました。
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続いて”お杉音頭を伝える会”の皆さまに依って”お杉音頭”が奉納されました。
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縁日も大勢の人で賑わっていました。
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境内は新緑に包まれ、ツツジの花が今盛り。
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愛慈幼稚園の園児が奉納したぼんぼり灯篭も花を添えます。
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園児たちも揃ってお参りしてくれました。
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自分の書いたぼんぼりを見つけて大はしゃぎ。
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天文二年 神様を奉安したことを寿ぐ”中の申祭”
宵祭 ”嫁見まつり”の賑わいが嘘のように、翌日の本祭 境内に静かな時が流れます。
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中の申祭を以って、当番町の引継ぎが行われました。
平成29年は大町組が当番となります。
神幸祭の準備ももう既に始まっていますよ。
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by noshirohiyoshi130 | 2017-05-23 21:16 | 文月の社務日誌 | Comments(0)