大正八年に大正天皇のご即位を記念して建立された日吉神社のシンボルともいえる御影石の美しい大鳥居
平成28年8月11日に亀裂が見つかりました。
危険な状態であった為に、翌日に笠木と貫、南側の柱を撤去
しばらくこんな姿で参拝客をお迎えしていましたが・・・・
お正月を迎える前に、すべてを撤去することとなりました。
冷たい北風が吹く中、朝から工事が始まりました。
柱はいずれ灯篭に加工して、この鳥居があったことを後世に伝えていくことになりました。
北側の柱も慎重に切り外していきます。
工事は強風、小雪が舞う中暗くなるまで続けられました。
地元紙 北羽新報でも詳しくお伝えしています通り・・・
責任役員会議、総代会議、総代・格年会議を重ね、再建に向けての様々な討議が繰り返されて来ました。
再建委員会が発足し、木都能代に相応しい木製の山王鳥居を再建することが決定しています。
折も折、ある総代さんがこんな写真を持ってきてくれました。
昭和7年 参道中ほどの二の鳥居の竣工の写真です。
中央にいる神官は私の曽祖父 第12代宮司 坂本定静
今さらのように、神社の歴史の重みをひしひしと感じています。
日吉大神様のご神徳に相応しい鳥居を建設したいと思っております。
詳細が決定しましたら、また新聞紙上等で発表致します。
ご協力を賜りますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます。