朝起きると境内はうっすらと雪化粧。
今日は”勤労感謝の日”という祝日。
もともとは、今年の新穀に感謝し、神様へ感謝を捧げる日。
古の人々は、この日に神様に新穀をお供えし、感謝を捧げるまでは決して新米を頂かなかったそうです。
全国津々浦々のお社では”新嘗祭”が斎行されます。
さて、二枚の写真を見比べて下さい。
どちらも11月23日の写真です。
兼ねてよりお知らせをしています通り、今年の8月11日に大鳥居に大きな亀裂が見つかり、笠木と貫、南側の柱は撤去されました。
12月には、残された柱と台座の部分を取り除くことととなり、昨日総代・格年・業者の方々が参列し、解体工事の安全祈願祭が行われました。
これまで責任役員会議で検討を重ねて参りましたが、昨日は総代・格年会議を行い大鳥居再建に関して今後の方針が話し合われました。
”鳥居”は、神社の入り口にあり神様のご神域と人々の世界を区別する”結界”のようなもの。
天照大神様が天岩戸にお隠れになった時、再びのご出現を願って、常世の長鳴鳥を止まらせて鳴かせた止まり木がその起源とも言われます。
鳥居は神社にとって、とても大切なもの。
日吉大神様のご神威に相応しい立派な鳥居を再建したいと考えております。
いずれ新聞紙上等で皆様にご報告申し上げますので、どうぞ宜しくお願いを申し上げます。