二十四節季の”白露” 初候は”草の露白し”
草に降りた露が白く光って見える頃
厳しかった残暑も和らぎ、朝夕は秋の気配が感じられるようになりました。
往く夏を惜しんで、全国各地の祭りや芸能を招いて行われる”おなごりフェスティバル”。
第29回のフェスティバル”は9月10日、好天に恵まれ賑やかに開催されました
横浜獅子舞は愛嬌を振りまき、観客の大きな笑いを誘います。
中には大きな口に頭を咥えられて泣き出す子供も・・・
お隣の岩手県からは盛岡さんさ
軽快な太鼓のリズムと爽やかな笑顔が印象的。
浅草カーニバルには男性の熱い視線が注がれます。
秋田県からは竿灯と綴子の大太鼓。
そして能代の誉れの役七夕。
残念ながら写真撮影はことごとく失敗。
今朝の北羽新報社の写真を拝借しました。
こちらは常連の青森ねぶた
なんとか写真を撮れたのはこれだけでした。
街のあちらこちらでは屋台村。
上町では優しい灯りが迎えてくれました。
移動式石焼窯の美味しい手作りピザや白神アワビのアヒージョに舌鼓。
フィナーレは秋田県民歌にのせて夜空に花火が舞います。
♪秀麗無比なる 鳥海山よ
狂乱吠えたつ 男鹿半島よ
神秘の十和田は 田沢とともに
世界に名を得し 埃の湖水
山水みなこれ 詩の国秋田♪
日吉神社の祭りに始まり、天空の不夜城、役七夕と熱く燃えた能代の夏もこれでおしまい。
毎年のことなら、県民歌を聞きながら、花火を見上げていると”ああ、夏も終わりだなあ”と、ちょっと寂しい気がします。
境内でもトチの実が、秋を告げるかのように落下し始めました。