日吉神社の社守猫”フーちゃん”です。
強い南風が吹いて、雨の朝です。
昼からは雷さんもやって来るだろう、と天気予報。
境内の雪は、暖かな雨で一気に解けて行きました。
東京では、桜の開花が待たれています。
気象庁は靖国神社の桜で、開花宣言をします。
宮司さんにとって、靖国神社は懐かしいところ。
先代の宮司さんは、靖国神社に奉職していたので、宮司さんはこの近くで生まれて育ったそうです。
おばあちゃんも、懐かしそうにテレビを眺めていました。
フーちゃんは、夕方ちょっと外に出てみたけれど・・・
まだ、雨が降っているので・・
テレビを見て過ごすことにします。
今日は東京での開花宣言はなかった、と報じています。
宮司さんが、こんな歌をフーちゃんに教えてくれました。
『世の中に 絶えて桜のなかりせば
春の心は のどけからまし』
(在原業平)
日本人は、桜が大好きで、その為に”いつ咲くのだろう?”、”風が吹いて散ってしまうのではないだろうか?”と、桜のことが心配で気も漫ろ・・・桜さえなければ、長閑な気持ちで春を迎えられるのになあ・・と、日本人がどんなに桜を愛おしいんでいるか、そんな気持ちを現した歌だそうです。
フーちゃんも、桜の花が咲くのを楽しみにしています。